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『4ヶ月になりました』の巻 [こども]

ブログ、延々と放置しておりました、申し訳ありません・・・
気がつけばもう7月。毎日暑いですね!

産後ずっと、新聞を読んだり、本を読んだり、テレビを見たり、
といった情報のインプットがほとんどできず、文章を書くという
アウトプットの作業も、滞り気味です・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

今日で、双子は4ヶ月になりました。
長かったような、短かったような。

6月から里帰りをしているので、今日は実家の近所の病院で
4ヶ月検診を受けてきました。

ショウ君
身長:63.3cm
体重:7000g

シュン君
身長:62.5cm
体重:6660g

大きくなりました!そして私の手首はもう限界・・・ほぼ腱鞘炎です[もうやだ~(悲しい顔)]

実家で「お食い初め」をしました。
嫌がるシュン君に無理やりお赤飯を食べさせようとする私
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妹が、ケーキを買ってきてくれました
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首がすわりかけてきました。
うつぶせにすると、首をあげます。
縦抱きが大好きで、横抱きにすると怒ります。
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指しゃぶりも大好きで、二人ともずっとチューチューしています。
げんこつを口に入れて、オエーってなってたりも・・・
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泣くときは二人一緒です。
泣き声が大きくなってきました(涙)
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スリングに入れて歩いていると、寝てくれることが多いです。
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ショウ君はOKサインをしながらスリングで熟睡・・・
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帽子をかぶせてみたり
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シュン君は、おもしろいポーズで寝ることが多く・・・
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バウンサーに乗るのも、嫌いじゃない様子。
大学時代のお友達から、プレゼントしてもらいました。
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産後、4月末まで実母が手伝いにきてくれていて、その後、続けて
5月20日ごろまで義母が手伝いに来てくれていたのですが、
忍者の妹さんがロンドンから一時帰国するので義母も家に戻ってしまい、
とうとう1人で育児をすることになりました。

6月3日にシュン君の心臓の定期健診があり、
その翌日から里帰りをすることにしていたので、1人で育児をするのは実質2週間。

たった2週間ですが、心臓に病気があるシュン君を
なるべく泣かせないようにするために、
やはり1人では面倒を見られないので、市のヘルパーさんを
お願いしたのですが、週3日、午前中しか来られないとのこと。
それ以外の時間帯は、市のNPOのベビーシッターさんをお願いすることにしました。

こうして、朝9時から夕方5時までは、私とヘルパーさんかシッターさんが
2人体制で子育てをすることができたのですが、5時以降、忍者が帰宅するまでは
私1人になってしまい、そして夕方は「黄昏泣き」で双子が号泣する時間帯・・・
2人が同時に泣くと、抱っこも1人ずつしかできないし、
ハイローチェアに乗せても泣くし、もうパニックで、私も泣きながら実家の母に
「泣き止まないよ、どうしよう」と電話をする日々。
私の鳴き声が一番大きく、それにびっくりした双子が泣き止んだこともありました。

惨状をみかねた実母が、「わかった、東京に行くわ」と。
結局、1週間で母が助けにきてくれることに・・・

なんと情けない、35才にもなって、根性のない娘で、母には迷惑をかけっぱなしです。

そして6月4日に、母と忍者と一緒に、双子を連れて実家に帰ってきました。

実家に戻ってきたら、私が精神的に落ち着いたせいか、
双子も生活のリズムができてきて、夜、長く寝てくれるようになりました。
(夜中3時とか、5時とかまで寝てくれるので、おっぱいが
カチカチに張ってしまって大変ですが・・・)

実家では、父が毎日双子をお風呂に入れてくれます。
ご飯も母が作ってくれるし、妹夫妻も双子の面倒をみてくれるし、
1人で育児をしていた頃に比べると、天国のようです・・・

もう東京に帰りたくない!のですが、忍者が毎日「寂しい・・・」
と電話をしてくるので、そろそろ帰らなければいけません・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
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『チャレンジする人生を選んで産まれました』の巻 [こども]

3/4(金)に出産後、翌週の3/10(木)に退院だったのですが、
退院前に、人生で一番辛かった日がありました。

3/8(火)の午後、母と2人で沐浴指導を受けました。
その後、双子をつれて病室に戻ろうとすると、助産師さんに
「小児科の検診で、弟君のほうの心臓に雑音があるようなので、
専門の医師がこれから診察します」
と言われました。

小児科の循環器の専門の医師の方が、
エコーの機械を新生児室に持ち込んできて、
検査を始めましたが、私は兄のショウ君と、母と、病室に戻りました。

その後、病室に会社帰りの忍者も来て、
しばらくしてから、助産師さんに、私と忍者だけ、別室に呼ばれました。
嫌な予感がしましたが、きっと「何でもなかったですよ」と
言ってもらえるだろうと思いながら、助産師さんと忍者と一緒に、
医師の方の待つ小部屋へ。

そして、淡々と説明されたのは、シュン君に、先天性の心疾患がある、ということでした。

人間の心臓には、4つ部屋があります。
シュン君は、その、右心室と左心室の間に穴が空いていて、
病名は、「心室中隔欠損(膜様部)
そして、心雑音の原因になっているのは、右室〜肺動脈の狭小化。
病名は、「肺動脈狭窄
この二つの合併症であるとのことでした。

代表的な先天性心疾患である『ファロー四徴症』です。
胎児の頃、心臓が形成される過程で、異常が起きたのだそうです。

心室に開いている穴は、自然にふさがる場合もあるそうなのですが、
シュン君の場合、開いている位置と形が悪く、自然にふさがる可能性は無く、
将来的に手術が必要であるとのこと。
肺動脈狭窄も、手術で治療をすることになります。

私が出産した病院では手術ができないので、
手術が可能な病院に行って下さい、と言われました。

医師の方は、治療の方向性や、様々な説明を丁寧にしてくれました。
紙に、図を書いて、私たちにも分かるように説明してくれました。

病名を聞いてから、目の前が真っ暗になり、涙が止まりませんでした。

通常、先天性心疾患の子供が産まれる確率は、約100人に一人。
双子が生まれる確立も、約100人に一人。

どうしてこんなに、私のところに当たるのか・・・

説明を終え、医師の方が退出されてからは、
こみあげてくる嗚咽を押さえきれず、号泣しました。
助産師の方と、忍者が、ずっと背中をさすってくれました。

ちゃんと産んであげられなかった、私が悪いんだ、
ごめんなさい、ごめんなさい。
これから、痛い思い、辛い思いを沢山させてしまう。

自分を責める私を、忍者が叱りました。
「君のせいじゃない、しっかりしよう、みんなで一緒に病気に立ち向かっていこう」と。

母も、「医学は進歩していて、心臓の病気で死ぬ子はいない、
治る病気なんだから、良かったじゃないか、母親がしっかりしないでどうする」と。

言葉は、耳に入ってきますが、自分を責める気持ちを押さえられません。
ただただ、シュン君に、申し訳なく、悲しく、辛く。

涙でぐしゃぐしゃの顔を洗って、新生児室にシュン君を迎えに行きました。
すやすやと眠っている顔を見て、また涙が止まりませんでした。

この日のことは、きっと一生忘れられません。

投薬もなく、私と一緒に退院できたので、きっとまだ症状は軽いんだと思いますが、
一ヶ月検診の際に受けたエコーでは、肺動脈狭窄が、悪化しているといわれました。

医師からは、

・泣かせない
・風邪をひかせない

と言われました。泣くと、チアノーゼが出てしまうのだそうで。
また、風邪は心臓の状態を悪化させてしまうのだそうで。

また、ショウ君に比べると、小さく育つとも言われました。

退院後、シュン君をなるべく泣かせないように、泣かせないように努力してしますが、
双子で新生児なので、これがなかなか難しく・・・

同時に泣くと、どうしても、健康なショウ君を後回しにしてしまいます。
ショウ君は、声が涸れ気味です・・・罪悪感で押しつぶされそうになります。

今のところ、ミルクはよく飲んでいるし、体重の増加もショウ君と遜色ないですが、
それでも、ときたま息が荒くなったりすると、怖くて仕方なくなります。

会社の同僚に、ペースメーカを入れている女性がいるのですが、
彼女に相談したところ、担当医の方を紹介してくれ、
心臓疾患の権威といわれる病院に転院しました。

今は、数週間おきに検診に行っていますが、肺動脈狭窄の手術が、
なるべく成長した状態で行うほうがいいとのことで、まだ手術の予定は未定です。

病気のことを聞いてから、しばらくは自分を責めて泣いてばかりいましたが、
今は、前向きに、病気に立ち向かっていこうと思っています。

シュン君は、毎日、すくすく育ってます。
彼は、チャレンジする人生を選んで産まれました。
勇敢な子です。

君の生命力を信じて、お母さんは一緒に頑張るよ。

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『1.5ヶ月~すっかり大きくなりました』の巻 [こども]

4/4、一ヶ月検診に行ってきました。
2人とも、順調に大きくなっています。

ショウ:体重3540g、身長52.1cm
シュン:体重3440g、身長50.8cm

そして、4/17にも計測したところ、既に4000gを超えました。
一日平均、60gずつくらい増えている計算になります。

どうりで重たい訳だ。。。

今日まで怒涛の1.5ヶ月でした。
全く外には出ていません・・・気がついたら、桜が散っていました。

退院した翌日に、あの地震。

手伝いに来てくれている実家の母と、双子を1人ずつ抱えて家を飛び出しました。
その後も余震が続き、放射能の報道に怯え、ただただ不安な毎日。

オムツやミルクが品切れになり、実家の父や妹に頼んで、送ってもらったり。
(双子だと、オムツやミルクの消費量、恐ろしいほどです!)
ミルクは、怖いので、ミネラルウォーターで作っています。
ミネラルウォーターも、なかなか手に入りづらいです。

私は、1人の子育てを経験していないので、比べようもありませんが、
双子の育児、本当に大変です。

母や忍者に助けてもらってるので、1人で育てているお母さんに比べたら
全然、楽をしているのですが。。。

昼も夜も・・・育児って、24時間なんですね。

泣き止まない時は、本当に途方に暮れ、
夜中に2人で同時に泣かれ、泣き止んでくれないと、
絶望的な気持ちになったり。。。

夜は忍者と2人で面倒を見るのですが、2人とも寝不足でフラフラ。

昼は母が手伝ってくれるので、私は甘えに甘えているのですが、
(昼寝をさせてもらったり)
もともと体がそんなに強くない母も倒れそう・・・
母には、本当に助けられています。子育ても、家事も。

(そんな母は、二ヶ月も手伝ってくれ、今月末に実家に戻ります。
母がいなくなったら、大丈夫かな・・・私・・・超不安です[もうやだ~(悲しい顔)]

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私の一ヶ月検診も、問題なく終了したので、
出産を頑張ったご褒美に、忍者にお願いして、
【ユーファイ】を受けさせてもらいました。

「ユーファイ」はタイで行われてきた伝統医療の1つで、
出産後の女性の健康ケアです。

5日間、自宅にセラピストの方が出張してきてくれ、
足湯から、オイルマッサージ、ホットソルトクレイポットマッサージ、
ハーブボールで温めて体を緩めてくれ、
最後にはなんと(自宅の和室なのに)ハーブのサウナにも入れます。
全部で3時間くらい?
その間、保育もやってもらえますし、子育てや母乳の相談にものってもらえます。

日を追うごとに、顔色がよくなり、新陳代謝が上がり、
そして産後もポッコリと出たままだったお腹が、みるみる凹みました。
(ひっくり返ったままだったお臍が、元通りに!)
浮腫んでいた足も、スッキリしました。

これから出産される方、ユーファイはおススメです!

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ちなみに、私は、混合で育てています。
3時間おきに、母乳10分とミルク40cc。

開業助産師さんに訪問をお願いして、母乳や子供の様子を定期的に
見てもらっているのですが、
助産師さんは、「母乳だけで育てられる」って言ってくれるんですが、
母乳だけだと、授乳間隔は短くなるし、夜も頻回に授乳しなければならなくなるので、
どうしても踏み切れず、ミルクを足してしまっています。

でも、乳房マッサージをしてもらうと、
どうも飲み残しがあるらしい・・・
しかも熱っぽいみたいなので、乳腺炎の危険が大・・・

私は、2ヶ月を経過したら、完ミにしてしまおうと思っているのです。実は。
とにかく乳首が痛い[もうやだ~(悲しい顔)]のと、ミルクだと、授乳間隔も開くし、
2人同時に飲ませることもできる。
今は、母乳をあげたあと、ミルクをあげているので、2人分で1時間くらいかかるのです。
それが一日8回なので、8時間・・・

今は、実家の母が来てくれているけど、一人になったとき、
母乳をあげて、ミルクもあげて、なんて、無理そうだし・・・

でも母乳をやめる決心もつかず・・・本当に悩みどころです。

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最近の双子の様子。

ショウ君は、ザビエルっぽい寝方をします。
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髪の毛もフサフサ
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シュン君は、お地蔵さんのような顔。。。
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泣く時はこんな感じです
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『お祝い頂きました!』の巻 [こども]

たくさん出産祝いを頂きました。
ありがたいことです[猫]
双子に代わって、心からお礼を m(_ _)m [exclamation]

なみぞうちゃんから、
【Ribbon hakka】の帽子とレッグウォーマーを。
ここの服もグッズも、どれも可愛くて、大好きなんです。ありがとう!!
しかも私たち夫婦の愛する、フレンチブルドッグ柄・・・最高・・・

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大学時代の友人で3人のママのなっちゃんから、
おもちゃのセットを。オーボール!気になっていたんです。

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素敵な先輩ママのZiziさんから、食器セットとスタイと靴下を!
こんな可愛い食器だと、離乳食が楽しみです。

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会社の同僚から、【バンボ】と【スイマーバ】を。
首が据わったら、試してみます。

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他に、忍者の会社の人からは、ティファールの圧力鍋や、
デジタルフォトフレーム、「こども商品券」や、スタイのセットなど・・・

私の妹も、忍者の妹さんも、スタイや洋服をくれました。
ありがたい~[もうやだ~(悲しい顔)]

地震や放射能で不安なことばっかりの毎日ですが、
こうして色んな方からご好意を頂くと、気持ちが明るくなります。

ちなみに、会社の同僚へのお返しは、西光亭のクッキーにしました。
パッケージが選べるのですが、我が家は”双子用”です。
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『入院中はわりとラクだった』の巻 [こども]

帝王切開翌日、痛みで朦朧としたまま朝を迎えました。
体も思うように動かせません。そして、まだ、絶飲食中です。

この日の朝から、歩いてトイレに行くように言われます。
手術の翌日なのに~[がく~(落胆した顔)]

まずは、トイレのドアまで行く練習です。
助産士さんに抱き起こしてもらい、まず一歩踏み出しますが、傷が痛い!!
一歩ごとに、勇気を振り絞って歩きます。脂汗がでる…
3メートルほどのトイレまで行くのに、とても時間がかかりました。
トレイのドアにタッチして、一旦ベットに戻ります。

尿道のカテーテルがはずされ、数時間後に、
また助産士さんに助けて起こしてもらって、
点滴の台を支えに、ヨロヨロと時間をかけて、トイレに行きました。

助産士さんも一緒にトイレの個室に入るのでびっくり!
ちゃんと出るか、確認するみたいです・・・恥ずかしいけど、仕方ない[ふらふら]

午後になって、忍者と母が見舞いにきてくれ、
夕方になって、MFICU(母体・胎児集中治療室)から、一般病棟に移りました。
歩いていくのかしら・・・と恐怖におののきましたが、
車椅子で移動でした。よかった!

病室は、個室は無くて、すべて3人部屋です。
私の入った部屋には、私と同じ日に帝王切開をした人と、
翌日に帝王切開をした人がいました。
(どちらの方も、双子ではなかったです)

夕食から、飲食が許されました。といっても、重湯ですが・・・
でも久しぶりに食べるご飯!うれしい・・・[猫]

基本的に、この病院は24時間母子同室なので、
私と同じ日に帝王切開をした人は、もう病室で、
子供のお世話を始めていました。

私は、双子だったので、助産士さんたちが気を使ってくださって、
「大変でしょう、預かりますよ~」
「退院したら大変なんだから、入院中は楽していいのよ~」
と言ってくれるのをいいことに、
退院まで、昼も夜も、よく預かってもらっていました。

2人と一緒にすごしたのは、最後の一日くらい?
それまでは、一人ずつ交互に病室で面倒を見ているか、
2人とも預けて、ボーっとしているか・・・

単胎のお母さんの方が、大変そうでした[猫]

母子同室で3人部屋だと、夜も誰かの赤ちゃんが泣いていて、
結局入院中は、ぜんぜん眠れませんでした・・・

その後、ご飯は五分粥になり、7分粥になり、普通のご飯になりました。
夕飯のときは、夜食用のオニギリがついていました。

退院の前には、”祝い膳”も出ました。豪華です!
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毎日、午前中には胸のマッサージがあり、授乳で困ると、
ナースコールをして、助産士さんが助けに来てくれます。
私は最初から母乳とミルクの混合だったのですが、
ミルクも助産士さんが作ってくれます。

退院後の今、思い返すと、天国のような環境でした。。

お風呂は、手術後3日目からシャワーに入れます。
3日目には、足のアロママッサージもありました。

忍者は、毎日見舞いにきて、ミルクをあげたり、
オムツを交換したり、とても楽しそう。。。

母も毎日のように見舞いに来てくれ、
叔母や叔父も来てくれました。

退院前日には、医師の診察があり、
抜鈎(バッコウ)をしました。
 (糸で縫っている場合の抜糸のようなもの)
お腹の傷を止めていた、巨大なホチキスの針のようなものを取ります。
痛いのかと怯えていましたが、チクッとする程度でした。

診察の結果、問題ないということで、退院の許可がでました。
子供たちも、黄疸もなく、無事に母子共に退院です!
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『産まれました~帝王切開』の巻 [こども]

【帝王切開前日】

3/3(木)、忍者は会社を休んでくれて、私を病院に連れて行ってくれました。
1月からずーっと用意してあった、入院の荷物を最終点検して、
最後に大きなお腹の姿の写真を記念に撮って、
病院の近所にある「藍屋」に寄ってお昼ご飯を食べてから、午後2時に病院へ。

入院時の検査や説明を色々と受けていたら、母と叔母が来てくれましたが、
午後5時くらいに、付き添ってくれた皆も帰宅し、一人になりました。

入院したのは、MFICU(母体胎児集中治療室)の一室。

ものすごく若くてカワイイ、女性の麻酔科医の方が、
術前の説明に来てくれました。(木村カエラ似)
明日の手術を担当してくれるそうです。

この日は、「ひな祭り」だったので、夕飯には、
”ちらし寿司”や、”ひなあられ”が出ました。

(手術に備えて9時から絶飲食だったので、”ひなあられ”を手元に残しておいて、
8時50分くらいに、こっそり食べました・・・)

お風呂に入りたいと、助産士さんに申し出たところ、LDR室のユニットバスに、
お湯を溜めてくれました。

消灯までの間、テレビを見たりしてボンヤリすごし・・・
手術に備えて、早々に寝ようとしたのですが、不安と緊張で眠れず・・・

【帝王切開当日】

3/4(金)、今日で36週と3日です。

結局、一睡もできなかった・・・
目をつぶると、手術の恐ろしい映像ばかりが浮かんでしまって。
妊娠中、毎日アメリカのドラマ「ER」を見ていたのが悪かった・・・

一晩中、妊娠してから今日までを振り返っていました。

今日の手術は朝イチの9時からです。

顔を洗って、手術着に着替えたところで、忍者が来たので、
医療用弾性ストッキングを履かせてもらいました。

手術を担当する医師や助産士の方が、次々と挨拶に来られて、
点滴をされたあと、8時45分には、ストレッチャーに乗せられました。

そのまま、手術室の前室まで運ばれていきました。
前室には、母と、忍者、忍者のお義母さんが待っていてくれました。
手術室担当の看護士さんに引き渡され、手術室へ。

執刀医は、検診を担当してくれていた女医さんと、
もう一人の女医さんの2人体制でした。
研修医と思われる、若い男性医師も同席していました。

麻酔科医は、昨日説明に来てくれた、カワイイ女医さん。
の、隣に、ベテランっぽい男性の麻酔科医さんも同席しています。
どうやら、若い麻酔科医さんは、指導を受けている真っ最中らしく、
アドバイスを受けながら、薬剤などを用意していました。

手術着を脱がされ、手術の様子が見えないように、胸元に布がかけられます。
そして、よりによって若い男性研修医に「剃毛しますね~」と言われ・・・(涙)

まず、脊椎麻酔(下半身麻酔)をするために、体を猫のように丸めます。
お腹が巨大だから、この姿勢をとるのが大変。

この麻酔の注射が痛いって聞いていたので脅えていたのですが、
そんなに痛くはなかったです。

ただ、麻酔科医さんが、まだ慣れていないようで、指導医の人に
「第四腸骨はそこじゃない!」
などと怒られており・・・なかなか麻酔が終わらない・・・
「お願いだから、指導医の人にやってほしい」
と思いましたが、言えませんでした(涙)

ようやく麻酔が終わって、足元にアルコール綿を当てられ、
麻酔の効き具合を確認されます。

カワイイ女医さんに、
「冷たかったら言ってください」
と言われ
「冷たいです」
と”効いてないアピール”を続けていたら

「いや、もう効いているはずです!冷たいっていうのは、こういうことを言うんですよ!」

と、指導医のオジサンに胸元にアルコール綿を当てられて怒られる・・・

麻酔が効いていない状態で手術を受けるのが怖かったから、
効いてないって言い張ってたんですよね・・・私・・・

尿道に管が繋がれ、両手両足が固定され、いよいよ手術が始ります。
痛みはないのですが、押されている感覚とか、
広げられている感覚はあります。

看護士さんが、ずっと手を握ってくれていて、
麻酔科医の人は、定期的に声をかけてくれ、
頭が痛い等、訴えると、その都度、酸素マスクをするなどの対応をしてくれます。

開始15分ほどで、1人目が取り出され、お腹をものすごく強く押されたと思ったら、
2人目が間髪入れずに取り出されました。
2人とも、出るなり、「オギャー」と元気に泣いています。
執刀医の人が、
「出ましたよ」と、まだ臍の緒で繋がっている赤ちゃんを見せてくれました。

双子は、助産士さんの手で、きれいに拭かれて、
私の顔の近くまで連れて来てくれました、

よく見えるよう、メガネをかけてもらって、初対面です。
お兄ちゃんのほうは、私の指を、強く握ってくれました。

そのまま、双子は保育器に入れられて、産科に運ばれていきました。
私はここから、胎盤を出したり、血を吸引したり、
縫合をしたりという処置に入ります。
少しウトウトしながら、処置を受けていたのですが、執刀医の2人が

「私、このあいだ、70歳くらいのおばあさんに聞いたんですけど、
『私が帝王切開を受けたときは、麻酔がなくて、
そのまま切ったのよ。すごく痛かったわ~』
って言ってたんですよ、すごいですよね~」

と話をしているのを聞いて、私は麻酔がある時代で本当に良かった!
と心の底から思いました。

縫合が終わり、手術も終わりになりましたが、
子宮の収縮が悪いようで、お腹をガンガン押され、
収縮剤をどんどん点滴されました。

収縮を促進するため、子宮の上にアイスノンが載せられました。
出血も多く、ぎりぎり輸血は免れましたが、羊水込みで2リットル以上、出血したようです。

手術台から、ストレッチャーに移され、手術室を出ると、母と忍者、
忍者のお義母さんが待っていてくれました。
母は泣いており・・・私の頭を撫でてくれました。

MFICUの病室に戻り、ベッドに移されると、足に血栓防止用のポンプ、
手には酸素を図るクリップ、胸元には心電図のための器具と、
ボトルに入った痛み止めが繋がれています。
点滴に、導尿もしているので、全身、管だらけ!

大量に出血しているので、助産士さんが定期的にナプキンを交換してくれます。

徐々に麻酔が切れてくると、傷の痛みと、強烈な、子宮収縮の痛みが襲ってきます。
後陣痛というのでしょうか・・・
ベッドの柵を握り締めて耐えますが、とても耐えられないような痛みで、
助産士さんに痛み止めの点滴をお願いすると、

「麻酔で朦朧としているのか、失血で朦朧としているのか
分からなくなってしまうから、もう少し頑張りましょう」

と言われ・・・それでも数時間後に、医師に痛みを訴えると、
ようやく痛み止めの点滴を打ってもらえました。

医師や助産士さんが、ちょくちょく見に来てくれるのは安心なのですが、
子宮の収縮具合を調べるために、傷口の辺りをギューギュー押されます。
これがまた激痛で・・・(泣)

忍者が夕方まで部屋に付き添ってくれ、
保育器から出た双子が、私の病室に連れてこられ、初めて抱っこしました。
軽く母乳を含ませましたが、なんだか不思議な感じです。
(ついさっきまで、お腹にこの2人がいたんだなぁ・・・)

ついでに、冷蔵庫に保存されていた胎盤も見せてもらいました。
きれいな色をしていました。
なんと、1kgもあったそうで・・・
私のお腹は、双子と羊水と胎盤で、7kgくらいあったようです。

忍者は、弱っている私に、
「ありがとう」
と言ってくれました。

夜になって忍者が帰った後も、痛みは続き、朦朧としていました。

水は飲めませんが、助産士さんに歯を磨かせてもらったり、
うがいをさせてもらったりしました。
iPodで音楽を聴いて気を紛らわせたり、レメディを口に含んだりして、
痛みをやりすごしました。

尿に血が混じっていたようで、医師が呼ばれたりして、ドキドキしましたが、
大丈夫だったようです。

こうして、私の帝王切開は、無事に?終わりました。
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『産まれました!』の巻 [こども]

3/4(金)、予定帝王切開にて、”36週と3日”で無事に出産いたしました。
翌週の木曜に退院していたのですが、慣れない育児と、
地震や計画停電でバタバタしておりまして、
すっかり報告が遅くなってしまいました・・・

一応、ネット上なので、正式な名前は伏せますが、

兄:ショウ、身長49.0cm、2643g

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弟:シュン、身長49.0cm、2524g

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まだ36週だったのに、そして双子だったのに、この大きさ!
普通に40週までお腹にいたら、どのくらいになっていたのか・・・
(恐ろしい・・・[がく~(落胆した顔)]

ちなみに、生まれて、今日で19日目。2人とも元気です。

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『子供ができました~35週目』の巻 [こども]

35週目、いよいよカウントダウン、という感じになってきました。

先週に引き続き、今週も妊婦検診がありました。
出産前、最後の検診です。

今回も、忍者と一緒に。
超音波で、いつものように、2人の体重を測定しますが、
まず「仲ちゃん」が2900gという結果になり、
「良ちゃん」も、2800gと出て・・・ビックリ。
そんな訳ない[がく~(落胆した顔)]

お医者さんも、

「あれ~~[たらーっ(汗)]、ちょっと大きすぎますよね・・・」

と、首をかしげます。

「まあ、問題ないでしょう[犬]

と、またもやお茶を濁され、結局、正確な体重は教えてもらえませんでした。
とりあえず、大きくはなってるようなので、良かった良かった。
まあ、確実に2人で5kgは超えているようで・・・
そりゃ、お腹も巨大になりますよね[猫]

内診も問題ないということで、最後に手術の説明を受けました。

縦切りと横切りがあって、横切りだと、傷が目立たないそうなのですが、
縦に切るほうが安全ということで、13cmくらい、縦に切るとの事。
(別に今後、ビキニとか着る予定はないから、目立ってもいいんです!)

麻酔は、腰椎麻酔(脊椎麻酔)のみで、硬膜外麻酔は使用しないとの事。
(硬膜外だと、術後の痛みが少なそうだったんだけどなぁ・・・残念)

出血多量時の輸血の可能性や、血栓の可能性と予防、
出血が止まらない時の最終手段で子宮全摘出、などのリスクの話も。

また、切開するときに、胎児も一緒に切ってしまうことがあるらしく
(たぶん頭のあたりを・・・)
忍者は帰宅後、お腹の双子に向かって

「メスが見えたら、避けるように」

と言い聞かせていました[犬]
そんな器用なことできるのか・・・[ふらふら]

来週は、いよいよ手術で、仲ちゃんと良ちゃんに対面です。

「麻酔が効かない体質で、手術中、本当に痛かった!」とか、
「手術後は後陣痛や傷口の痛みで死ぬかと思った!」とか、
色々と怖い話ばっかり聞いたり読んだりしてしまって、
もともと心配性で、怖がりの私は、不安でしょうがないですが、
もうこうなったら、出すしかない・・・[パンチ]

というか、もう早く出したい・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

母は強し、と言うし・・・双子に会えるのを楽しみに、乗り切りますとも[ひらめき]

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この週末は、「出産前に最後の外食がしたい!」
という私の要望にこたえて、忍者があちこち連れて行ってくれました。

『はこ庭』で、ごはん定食。
おかずは、「鮭のおろし煮」でした。
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国分寺の『PANAS』で、インドカレー
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『武蔵野茶房』で、「クリームあんみつ」
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『五右衛門』で、
「モッツァレラチーズと黒豚粗挽きソーセージのナポリタン 温泉卵添え」
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う~ん、結局、最後の最後まで、食欲は衰えなかった・・・
こんなに子宮が大きくなって、他の内臓はどこ行った?って感じなのに。
どうなってるんだろう、私の胃は(笑)

でも、最終的に、体重の増加は、妊娠前+10kgでした。
(まあ、そもそもの体重がかなりあるから・・・)
はたして、出産後に体重は戻るのか・・・!?
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『子供ができました~34週目』の巻 [こども]

34週目、胎動はとても激しく、お腹は、ますます大きくなってきました。

今ではもう、すっかり介護が必要になった私の体[もうやだ~(悲しい顔)]

忍者に、足の爪を切ってもらったり、
むくみ対策のため、『寝ながらメディキュット』というのを着用して寝ているのですが、
それも履かせてもらっています。
お腹も、張りやすくなってきたし、あと二週間、支えあって乗り切らねば[猫]

さて今週も、忍者と、妊婦検診に行ってきました。

今回は、検診の前に、術前検査ということで、
心電図とレントゲンと血液検査を受けましたが、どれも問題なかったです。

検診では、いつものように、エコーで測定してもらったのですが、

「仲ちゃん」は、2300g
「良ちゃん」は、2300g

とのこと。あれ・・・[猫]

たしか、二週間前の測定では、

「仲ちゃん」は、2079g
「良ちゃん」は、1774g

だったはず。仲ちゃんはいいとしても、良ちゃんは育ちすぎでは・・・?
いくらなんでも、二週間で600gも大きくならないのでは・・・?

と不審に思っていたら、お医者さんも同じ気持ちだったらしく、

「私、ちょっと大きく測りすぎたかしら・・・?でも、たぶん大丈夫でしょう。」

ということで、うやむやにされました(笑)

私を担当してくれてる女医さんは、すごく綺麗な人なんですが、
ちょっと天然、というか、ウッカリしてるところがあって、でもまあ、
お医者さんが大丈夫と言うなら、それを信じるしかないです。

34週にもなったし、さすがにそろそろ、
「入院」と言われるんじゃないかと覚悟を決めて検診に行きましたが、
子宮口も閉じてるし、子宮頚管も問題ないと。

「ご立派です」

と、内診中にお医者さんに言われ、思わず笑ってしまいました。

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忍者は、毎日必ず、お腹の双子に向かって
「おはよう」「行ってきます」「ただいま」「お休み」
の挨拶は欠かさない、溺愛っぷり。
(先が思いやられます・・・)

もう暇さえあればお腹を触って、
「あ、動いたね~。元気だね~。よーしよし、いい子だね~」
などと言ってるのですが、先日、寝ぼけたのか、
布団の中で私のお尻を触りながら

「あ、今動いたね~、よーしよーし」

と言っていたので、

「そこは違います」

と冷静に訂正しておきました。

それとは、また別の日。朝起きた忍者が、ふいに

「俺、猫とかにはメロメロになるけど、
自分の子供には、冷静に接して、
絶対にメロメロにはならない、と思ってたんだけどなぁ・・・」

と、しみじみ言うので、驚愕して声も出なかった私。

君以外の全員、君は子供が産まれたらメロメロのデレデレになると
思ってるよ!!
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『子供ができました~33週目』の巻 [こども]

無事に33週目に突入しました。

ずーっと雨が降らなかった東京ですが、今週は雪でした。
我が家の玄関前の手すりの上にも、積もってました。
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雪国育ちで、雪道には自信がある私ですが、
今は、足元が良く見えない、バランスの悪い体型のため、
「雪道を歩いてはダメ!」と、忍者から厳しく外出禁止を言い渡され、
仕方なく家でゴロゴロ・・・[猫]

お腹は、いまやもう、106cmに。

靴下を履くのも一苦労。
足の爪なんて絶対に自分では切れないし、
下に落ちたものを拾うのも大変。
仰向けで寝ると、内臓が圧迫されて苦しいので、主に横向きで。

自分で鏡を見ると、あまりに面白い体型で、なんだか笑えます。

むくみも、ひどくなってきました。
血液量も2倍になっているし、お腹が足の付け根を圧迫するから、
仕方ないですね。

それでも、妊娠後期のマイナートラブルは、少ないほうだと思います。
張り止めの薬も、一度も処方されていないし。

双子を妊娠すると、特に私のようにハイリスクなタイプの双子は、
ほぼ全員、30週くらいで管理入院になると言われていて、
私もそれに備えて、正月あたりから入院準備をしっかり済ませて、
いつ入院になっても対応できるようにしてあったのですが
(長期入院に備えて、”ふりかけ” も大量に買ったし、
暇つぶしグッズも用意してあったのに・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

この分だと、帝王切開前日まで入院せずに済みそうです。
(本当は、ちょっと入院してみたかったけど・・・[猫]

体調管理とか、健康な妊娠生活を送るために心がけた事、
などはこれといって無いのですが、
自分で体操とかするよりも、お金で解決するタイプなので(笑)、
鍼灸に行ったり、整体に行ったりしていましたが、中でも
体のケアで妊娠中ずーっとお世話になっていたのが、

マタニティ アロママッサージ の 『サロン・ド・バース』 さんと、
妊婦向けロミロミマッサージ の 『Aina Hanau』 さん。

どちらも、妊娠/出産/子育てについてはプロ中のプロの方で、
産前産後の不安なことも相談にのってもらい、心身ともに助けて貰いました。

後は、たぶん忍者のコーチっぷりが良かったのでしょう・・・
家事も頑張ってくれているし。

母や叔母、叔父にも沢山助けて貰いました。
帝王切開の日まで、あと少し、このまま元気に過ごせるよう頑張ります。

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週末、妹夫妻が、友人の結婚式のために上京してきていて、
遠出ができない私の地元まで、訪ねてきてくれました。

せっかく東京まで来てもらったのに、オシャレなお店でランチもできず、
申し訳なかったですが、

『梅の花』で、「花かご弁当」を。
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